航路モデルをチューニングしました 9月 01, 2024 アップデート 航路モデルデータが、ver.20240901にバージョンアップされました。今回のバージョンアップでは、航路モデルデータをチューニングしました。これにより、以下の水域における補正位置が改善されます。土佐堀川湊橋下流 ぽんぽん船船着場(私設桟橋)周辺の船着場利用時の船舶位置大川 八軒家浜船着場(公共桟橋)周辺の船着場利用時の船舶位置これからもご協力いただいている舟運事業者さんの航行実績をもとに、なるべく実際の航跡に近い位置に補正されるよう改善を進めて参ります。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ
水都大阪の舟運の発展を目指し、大阪シティクルーズ推進協議会 に加盟いたしました 10月 01, 2026 このたび boatmark® を運営する新光運輸株式会社は、 大阪シティクルーズ推進協議会 に準会員として加盟する運びとなりました。 大阪シティクルーズ推進協議会 加盟の背景:「水都大阪の魅力向上」への目的共有 大阪シティクルーズ推進協議会は、平成19年(2007年)の設立以来、大阪都心部に存在する河川をめぐる舟運ルートや事業を「大阪シティクルーズ」という共通ブランドのもとに束ね、水都大阪の魅力ある資源を発掘・再発見しながら、その価値を国内外へ広く普及させていくことを目的とした団体です。 boatmark は、大阪の河川を航行する船舶の位置をリアルタイムに可視化することで、航行状況の把握支援と、水辺の賑わいの発信という両輪を目指してまいりました。個々の事業者が単独で取り組むだけでは届きにくかった「街全体としての水都大阪の魅力向上」という視点は、協議会が舟運を通じて長年積み重ねてこられたまちづくり活動と共通するものと感じています。 今回の加盟は、boatmark が個社の安全運航支援ツールにとどまらず、大阪の舟運業界全体の「共通のインフラ」として役立つもの、へと育てていく大切な一歩だと考えています。 今後の取り組み:協力加盟各社との連携に向けて 協議会には、正会員・準会員として舟運事業者様をはじめ、鉄道・ホテル・飲料・報道関連企業様など、多様な立場の企業・機関が名を連ねていらっしゃいます。今後は、こうした協力加盟各社の皆様と連携しながら、水都大阪の魅力発信や舟運事業の振興に、位置情報という切り口からどのように貢献できるかを検討してまいります。 なお、boatmark を通じて得られる情報を、協議会関連の取り組みで活用させていただく場合には、従来どおり「一般個別事業」の枠組みに則り、開示の公平性・情報の最小化・閲覧の限定性・主体の中立性という基準を満たしたうえで進めてまいります。船舶位置情報の共有・利活用によって、参加協力企業様や現場の船長・船員の皆様の利益や立場を損なうことにならないよう、引き続き細心の注意を払ってまいります。 未来への展望 「水の都」としての大阪の魅力は、一社だけでは決して作り上げられないものだと感じています。大阪シティクルーズ推進協議会という枠組みに加わることで、boatmark が目指す水辺の賑わいへ役立てる利活用方法を、協議会に集う多様な企業・... Read more »
「街の電波」は測位を補完できるか ―ネットワーク測位実験結果― 9月 23, 2026 平素より小型船舶位置共有システム「boatmark®」へのデータ共有と、日々の安全運航へのご協力いただきありがとうございます。 以前、本ブログにてお知らせいたしました、高速道路や高層ビル群に囲まれた難所で衛星信号(GNSS)を補完するネットワーク測位(Wi-Fi/Bluetooth/携帯基地局)を活用したフェイルオーバー実験につきまして、先行対応端末による定量的な実証データがまとまりましたのでご報告いたします。 都市河川という過酷な環境下で、「街の電波」がどれほど位置補正に貢献できたのか、そのリアルな数値と今後の方向性をお伝えいたします。 ネットワーク測位箇所 1. エリア別の実測成果:道頓堀川で大きな改善効果を実証 全体の実績として、測位欠測率を約1割(+10.1%)改善(44.7% → 40.2%)いたしましたが、エリアによってその効果には明確な特徴が現れました。 ※欠損率とは、GPS(GNSS)の電波受信できない、もしくは電波反射の乱れ(マルチパス)によって位置を特定できる精度に満たなかった測位動作の割合を指します。 道頓堀川(ビル群・マルチパスエリア) GPS単独での欠測率35.5%に対し、ネットワーク併用により27.6%へ改善(相対改善率 +22.2%)。 空は開けているもののビル壁面での電波反射(マルチパス)が激しい道頓堀川において、「街の電波」による補完が非常に有効に機能することが実証されました。 東横堀川(高速道路による上空遮蔽) GPS単独での欠測率64.8%に対し、実績は60.6%(相対改善率 +6.4%)。 トリガー設定や運用のチューニングを最適化することで、理論上は最大+33.3%まで改善できる余地があることも浮き彫りとなりました。 2. 今回の実験から見えた「収穫」と今後の展望 今回の実証実験を通じて、私たちは以下の重要な知見を得ることができました。 実利の明確化 ネットワーク併用の主な実利は「特定難所(道頓堀川等)での補完」および「停泊・係留時の位置監視の精度向上」に効くという役割が整理できました。 改善のポテンシャル 端末の起動精度やトリガーの調整(チューニング)を詰めることで、全体として理論上最大3〜4割程度(+36.0%)まで欠測率を下げられる改善余地があることが判明しました。 技術限界の把握 ネットワーク測位の仕様上(数秒単位の高... Read more »
川の駅はちけんや でのデジタルサイネージ展示がパワーアップ 9月 18, 2026 いつもboatmark®へのデータ共有と、日々の安全運航への温かいご協力、誠にありがとうございます。 以前、大阪市内3カ所に設置した「船の位置を紹介するデジタルサイネージ」についてご紹介いたしましたが、このたび、その内の1拠点である「 川の駅はちけんや 」の展示内容をバージョンアップして再稼働いたしたことをご報告いたします。 今回の展示は、協力: 水都大阪コンソーシアム 様、後援: 特定非営利活動法人大阪水上安全協会 様 の強力なバックアップをいただき、大正時代に描かれた古い鳥観図にリアルタイムの船舶位置データを直接重ね合わせて投影する、新しいデジタルサイネージ展示を設置運営いたします。 デジタルサイネージ展示概要 展示内容:参加協力船位置の「大阪市パノラマ地図※」への投影 場所: 川の駅はちけんや B1F(大阪市中央区北浜東1-2) 展示期間:2026年9月18日(金)稼働開始 〜 12月末終了予定 運営時間:毎日 09:00〜18:00 運営:新光運輸株式会社 協力: 水都大阪コンソーシアム 後援: 特定非営利活動法人大阪水上安全協会 ※「大阪市パノラマ地図」とは? 今回の展示に採用した「 大阪市パノラマ地図 」は、大正12年(1923年)12月に美濃部政治郎氏が著作し、日下わらじ屋から発行された約79×109cmの貴重な一枚物の鳥瞰図です。当時は現在よりも多くの運河が街中に張り巡らされており、水の都らしく無数の船が川を行き交っていました。100年の時を超えて、今も残る川筋には船が行き交う当時と変わらぬ景色をご覧いただけます。(国際日本文化研究センター所蔵) デジタルによる安全を土台としたエデュテイメントへ 以前取り組んだ のは、乗船船内から見える景色と「江戸時代の景色」を比較し想像いただく歴史体験でした。今回の展示は「水の都」と呼ばれる大阪において、今も残る水路の地理を、現代の船の運航と照らし合わせながら知っていただく展示となります。 見通しの悪い河川での航行を支援する boatmark に、100年前の歴史文化に触れるエデュテイメント(教育的娯楽)としての文化的価値を付け加えました。協力事業者の皆様の安全運航への姿勢こそが、水都大阪における舟運の賑わいや文化を支えている、とPRできればとの思いを込めています。 この秋、水都大阪コンソーシアム様では、2026... Read more »