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State of the Map Japan 2025にて、登壇発表をさせていただくことになりました

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2025年12月に開催される「 State of the Map Japan 2025 (SotM Japan)」にて、登壇発表をさせていただくことになりました。 West-Japan Wikimedia Conference 2025 / State of the Map Japan 2025 SotM Japanは、世界中の人々が協働して作成する地図プロジェクト「OpenStreetMap(OSM)」の国際カンファレンスシリーズ「State of the Map」の日本版です。OSMに関わる編集者(マッパー)、技術者、企業・団体などが集まり、OSMの新しい活用方法や開発手法、事例、将来像について議論する場として、2012年より国内で開催されています。 今回「水都大阪の河川マッピング」と題し、舟運事業者としての知見をもとに、河川および河川施設の地図データの重要性、およびOpenStreetMapとの関わり方についてご紹介いたします。 また、今回は「West-Japan Wikimedia Conference 2025」との併催イベントでもあり、**「オープンデータとビジネス利用」**をテーマとしたパネルディスカッションにも登壇予定です。オープンデータの利活用について、他の登壇者とともに意見交換を行います。

航路モデルデータを、ver.20251015へとアップデートいたしました

お久しぶりです。万博開催期間中は、稼働船舶の数が多くデータを改善するよりシステム変更による障害リスクの方が大きかったため、改善更新できずにいたため久々のアップデートとなりました。 航路モデルデータを、ver.20251015へとアップデートいたしました。今回のアップデートでは、以下の水域において補正位置や水域名称表示が追加や改善がなされます。 和歌山:和歌山港~由良港沖(追加) 宇治川:背割堤~伏見(改善) 大川 :天満橋下流~天神橋上流(改善) 安治川:船津橋下流~弁天埠頭沖(改善) 尻無川:岩松橋下流~岩崎橋上流(改善) 神戸港:中突堤周辺(改善) 協力いただいている船舶が実際に航行された実績を参照して随時更新していますので、どんな場所でも一度目は正しく表示されませんが、一度航海していただいたのを記録していただければ、こちらで水域名称が正しく表示されるよう改善を繰り返していきます。

万博が閉幕いたしました

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世界中の国々と共有する「ひとつに繋がった海」を目の前にして、それらの国々が会場の大きなひとつの輪の中に集い対話する機会は、本当に意義深い場であったと思います。 交通輸送については、つい「できて当たり前」に捉えられがちですが、その当たり前の実現のために、日々安全なオペレーションを期間中毎日続けてこられた方々のおかげで、この成功が成り立っていたことに尊敬と感謝の意を申し上げます。 開催中は、小型船舶位置共有システムも、 パビリオン内の展示発表 や夢洲浮桟橋待合所でのデモ展示、会場アクセス船の安全管理支援などを微力ながらお手伝いさせていただくことで携わってまいりました。 万博での展示発表などは、大きな目標ではありましたが、ゴールではなく中間目標です。もっとも「万博」に区切りとなる次の目標は今すぐに設定しにくいのですが、あくまで通過点です。ご関係者の皆様のご理解とご協力、またご関心もってくださった一般のお客様にも改めてお礼申し上げます。

スマートフォン充電池の膨張に関する重要なお知らせ

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ご利用中のスマートフォンにおいて、充電池が膨張する事例が確認されています。 膨張した充電池は、発熱・破裂・火災などの重大な事故につながる可能性があります 。つきましては、すべてのユーザーの皆さまに、以下の対応をお願いいたします。

船長さん・船員さんにも安全と安心を!

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当初より、このシステムの開発にあたっては、大きな期待とともに、懸念も抱いていました。 航行中に他船の位置がわかることによる安心感、いざという時やインシデント発生時に“誰かが見ていてくれる”という心強さ。将来的には、お客様への情報開示によって、業務への誇りにもつながるかもしれません。 その一方で、この仕組みによって、船長さんや船員さんが「(会社に)監視されている」と感じてしまう心理的な抵抗が生まれる可能性があります。 この取り組みは、使い方ひとつで「安心」にも「監視」にもなりえます。 そしてもし、「監視されている」というストレスが積み重なれば、意識的にも無意識的にも、「位置を開示しない」という選択につながりかねません。それは、この仕組みが本来目指していた安全を、むしろ損ねてしまうことになります。